ミルトン、C.S.ルイスやインターテクスチュアリテイに関する過去の野呂の論文等を公開するサイトです。

『イングランド国民のための第一弁護論』に出現するラテン語についてもその一端を紹介しています。

画像は日本大学文理学部図書館 所蔵

イングランド革命直後に、共和政府の要請で、当時ヨーロッパの公用語であったラテン語を用いて、John Miltonが執筆し、後の民主主義的思想の伝播に大きな影響を与えることになった、Pro Populo Anglicano Defensio (『イングランド国民のための第一弁護論』)に出現するラテン語とその語の含まれるラテン語文について、約4800語を収録しています。ラテン語あるいは英語から検索できます。補助として日本語も付けておきました。一種の“The Comparative Table of Latin, English and Japanese in Pro Populo Anglicano Defensio”を提供しています。

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野呂有子の執筆した論文を掲載しています。17世紀英国の叙事詩人John Milton関連、20世紀英国の小説家にして児童文学作家C. S. Lewis関連、インターテクスチュアリティ関連、児童文学関連等の日本語および英語で執筆した論文約40本を掲載しています。学生や院生のみなさんが論文を執筆する際の参考になればと願っています。

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論文執筆時や翻訳時のこぼれ話や裏話、著書や訳書の紹介、印象深い出来事、国際学会参加時の出来事、国内外の研究者や児童文学作家の方々との交流、折々に見聞きしたこと、雑感などを書き留めています。

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野呂有子プロフィール

1951年生。東京教育大学(現筑波大学、旧東京高等師範学校;修士)。学術博士。東京成徳短期大学、東京成徳大学を経て、現在、日本大学文理学部教授。主要著訳書『詩篇翻訳から「楽園の喪失」へ―出エジプトの主題を中心として』(冨山房インターナショナル)、『<楽園>の死と再生―野呂有子教授還暦記念論文集』(金星堂)、『摂理をしるべとして―ミルトン研究会記念論文集』(新井明との共編、リーベル出版)、『神、男、そして女―ミルトンの「失楽園」を読む』(共著、英宝社)、『多文化アメリカ文学』(原公章との共訳、冨山房インターナショナル)、『イングランド国民のための第一弁護論および第二弁護論』(新井明との共訳、聖学院出版会)、「20世紀の『楽園の喪失』、そして現在」『英語青年』(第154巻 第9号)、『古代悪魔学―サタンと闘争神話』(監訳、法政大学出版局)、『シャーロック・ホームズとお食事を―ベイカー街クックブック』(監訳、東京堂出版)、『知のスクランブル』(「越境する英語と英文学」訳;ちくま書房)他多数。

  

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